伊那市の環状南線 10月30日一部供用開始

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工事が進む伊那市の市道環状南線

伊那市は28日の市議会全員協議会で、同市西町の国道153号西側で建設工事を進めている市道環状南線のうち、国道153号平成大橋交差点から県道南箕輪沢渡までの約300メートルの区間について10月30日午前6時に供用を開始すると発表した。JR飯田線の踏切新設に伴い、周辺の3カ所の踏切を廃止する。市は引き続き、今年度末の完成に向けて工事を進める。

環状南線は同市の東西地域を結ぶ路線で、今後整備が進む環状北線などと合わせた内環状道路網を形成。市東部の高遠町、長谷地区から市西部へのアクセス性の向上や観桜期を中心に激しくなる市街地の渋滞解消を図る。2017年9月の中央道小黒川スマートインターチェンジ(IC)の開通により中央道や27年開業予定のリニア中央新幹線県内駅ともつながる路線としても期待されている。

工事区間は国道153号平成大橋交差点から小黒川大橋北側の市道小黒川大橋線との交差点部までの延長約1・3キロ。道路幅員は歩道を含めて14メートル。市役所前を通り、天竜川を渡った国道153号で途切れている市道(通称ナイスロード)を西側へ延伸する形で整備する計画だ。

2015年度から事業が始まり、18年度までに用地取得をほぼ終え、19年度から本格的に工事が始まった。今回の供用開始区間近くには大型店があり、まずは周辺の混雑解消が期待される。道路と並行して飯田線への踏切新設工事(幅員19メートル)も進められ、併せて供用開始となることから既存の下島第三、小黒北、中村の3カ所の踏切を廃止し、10月29日午後8時30分~同10時30分に閉鎖する。

白鳥孝市長は「市の東西を結ぶ重要な路線で、完成すれば小黒川スマートICも生きてくる。道路はまちづくりの基本であり、引き続き完成に向けて積極的に取り組んでいきたい」と述べた。

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