避難所の感染対策再現 伊那市防災展

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新型コロナウイルス感染拡大の状況下における指定避難所の予防対策の紹介として屋内テントなどを展示している「伊那市防災展」

伊那市は29~30日と9月5~6日の4日間、「伊那市防災展」を同市高遠町総合福祉センターやますそで開いている。新型コロナウイルス感染予防のため中止した市総合防災訓練に代わり、防災展で地域防災力の維持向上を図る。感染予防を講じた避難所の様式を再現したほか、市危機管理課職員が常駐し、展示内容の解説を行っている。

高遠地区は、今年度の市総合防災訓練の会場に決まっていた。同課によると、地形などが要因となり、主要幹線道路の被災が集落孤立につながる危険性が高い地域。防災展を通じて、地域住民に災害を自分事として捉えてもらう。

来場者はまず避難所の再現ブースを訪れ、健康状態による入所場所の区分について職員の解説を受けた後、段ボールベッドを備えた屋内テントやパーテーションで区切った個室を体験。▽命の備え▽物の備え▽知の備え▽要の備え―の四つの資料展示ブースを回り、防災グッズを手に取ってみたり、南海トラフ地震の想定被害、住宅の耐震化、市消防団や市災害バイク隊の活動に関して学んだりできる。

「自らの命は自らが守るとの意識を持ってほしい」と同課の小牧学防災係長(45)。「命の備え」では市が出す避難情報や市指定の避難所、避難場所に頼るだけなく、命を守るために自ら備え、考えて行動する「避難の在り方」を教えている。

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