横断歩道での事故防止 来月「アップ運動」

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県や県警、県交通安全協会などでつくる県交通安全運動推進本部は9月1~30日、横断歩道における事故防止を図る「横断歩道ルール・マナーアップ運動」を実施する。日没が早まり横断歩道の事故が増え始める時期に合わせて運動を展開し、チラシ配布などの広報啓発で交通ルールやマナー徹底を呼び掛ける。

2015年から過去5年間に県内で発生した横断歩道横断中の事故における死者数は月平均2.5人だが、9~12月の単月平均は3.25人。負傷者数も9月以降に増加した。同推進本部は、日没が早まるために夕暮れ時や夜間と、帰宅などで交通量が多い時間帯が重なる9月以降に事故が増えると分析する。

また、昨年の歩行者事故のうち約3割が横断歩道横断中に発生。信号機がある横断歩道では右折しようとした車による事故、信号機がない所では直進車の事故が多かった。今回の運動ではチラシ6万5千枚の配布、SNSや電光掲示板を活用した啓発で、運転者には交差点右折時の横断歩行者に注意を求める。歩行者には手を上げる「ハンドサイン」で横断の意思をドライバーに伝えるように促す。県警は取り締まりを強化する。

日本自動車連盟(JAF)による昨年の調査では、信号機のない横断歩道で歩行者が渡る際の車の停止率は68.6%(県内)で全国1位だった。同推進本部は「誇らしい結果と認識しているが、さらなる運動で100%止まってもらえるようにしたい」としている。

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