安全な校内へ 消毒ボラ活動 伊那市手良小

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教室の配膳台を念入りに消毒するボランティア=手良小

伊那市手良小学校で8月31日、地域住民による「消毒ボランティア」の活動が始まった。新型コロナウイルスの影響で通常と異なる業務に追われる教職員の負担を減らすとともに、児童の安心安全に向けた学校づくりを-との思いで協力。放課後に交代で訪れ、拭き取り作業を通して学校を支える。

感染予防策として、同校では4月から養護教諭や担任教諭が、児童の下校した午後3時30分ごろから、1時間ほどかけて校内の消毒作業に連日取り組んでいる。教職員の負担軽減に向け、7月の学校運営委員会で地域住民に消毒ボランティアへの協力を呼び掛けたところ、すぐに申し込みが寄せられた。

ボランティアには70代の10人が登録。この日は2人が訪れ、消毒作業を手分けして行った。普通教室をはじめ、理科室や音楽室など特別教室のスイッチやドアノブ、廊下の手すり、水道の蛇口などを次亜塩素酸水を使って丁寧に拭き取った。

各教室の配膳台を消毒した北原良子さん(71)=同市手良野口=は「先生が大変な思いをしていると聞いて参加した。子どもたちの感染リスクを減らし、安心して学校生活を送る手助けができれば」と話した。

浜田康敬校長(57)は「地域の支えや気持ちがありがたい。教員が子どもたちのために、授業準備に充てる時間を増やすことができる」と感謝した。消毒ボランティアは来年3月まで行う予定。

市教育委員会によると、同校に加え、西春近南小でもボランティアの消毒作業を実施。このほか希望のあった市内小中学校14校では、2学期から消毒や換気に従事するスクールサポートスタッフを1~2人ずつ配置する。

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