茅野市高部で松くい虫被害 周辺調査へ

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松くい虫被害が確認されたアカマツ=茅野市高部

茅野市は8月31日、同市高部の枯れたアカマツ1本からマツノザイセンチュウが検出され、松くい虫被害が確認されたと発表した。県諏訪地域振興局林務課によると、諏訪地域では5例目。これまで岡谷市で4例確認されており、茅野市では初めて。市は被害木周辺を県などと調査する予定だ。

被害が確認されたのは、諏訪市境付近にある茅野市神長官守矢史料館南側の墓地にあるアカマツ。市農林課によると、周辺の木を見回った諏訪市職員から20日に「茅野市側に枯れた木がある」と連絡があった。諏訪地域振興局での検体の1次鑑定、県林業総合センター(塩尻市)での2次鑑定ともマツノザイセンチュウが検出された。松くい虫被害はマツノマダラカミキリが媒介するマツノザイセンチュウの寄生により伝染する。

標高800メートル付近にあり、樹齢不明で高さは10メートル以上、根元付近の直径は70センチ以上ある。市は土地所有者の高部区と伐採について協議する方針。

「付近の木に被害は見られず、原因は分からない」と市農林課。「松林監視員や山に入る財産区、山林所有者らと市内全域を再度調査し、被害が広がらないようにしたい」としている。

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