「真田丸の時代」講演会 諏訪市教委

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諏訪市教育委員会は7日、生涯学習講演会を市文化センターで開いた。NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当する歴史学者の平山優さん(52)が「『真田丸』の時代と諏訪│戦国乱世を生き抜いた諏訪氏」と題して講演。北条氏や徳川氏、上杉氏らが信濃を含む旧武田領をめぐって争った「天正壬午の乱」(1582年)で諏訪氏がどう生きたかを中心に語った。

平山さんは文献を紹介しながら、本能寺の変後、諏訪頼忠は徳川家康の家臣から徳川方への帰属を促されたが、これに反発して北条氏に付いたと説明。徳川軍から攻められたが、しのいだ。その後、徳川氏と北条氏が和睦したのを機に諏訪氏は徳川氏に関係修復を申し出て、家康に従った。

関ケ原の戦いで諏訪頼忠は江戸城の守りを任命され、子の頼水は徳川秀忠軍に従って上田合戦に出掛けた。諏訪氏は1592年、家康が関東に移されたのに合わせて上野国に移されていたが、上田攻めなどの功績で1601年、諏訪に戻ることが許された。

平山さんは「天正壬午の乱で滅んだ国衆もあったが諏訪氏は動乱を乗り切った。真田昌幸もすごいが、諏訪氏も懸命に生き残った」と語った。約250人が来場し、熱心に耳を傾けた。

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