来年のカレンダー制作 諏訪長寿版画グループ

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手作りの版画カレンダーを刷る会員たち

諏訪地域の版画愛好者18人でつくる「諏訪長寿版画グループ」(伊東良祐グループ長)は、2021年版の木版画カレンダーの制作を進めている。1992年から毎年作って、29作目。新型コロナウイルスの影響で会員が集まれない時期があり、完成が危ぶまれたが、2日までに全80部の刷り作業を終え、3日にとじて仕上げる。

カレンダーは表紙と裏表紙、12カ月分の計14枚をつづる。1枚ずつ会員が制作した絵と七曜表、月の数字を3色で刷った。絵は身近な風景や地元行事を題材とし、ボートが走る諏訪湖や諏訪大社上社十五夜祭奉納相撲、穴倉で手仕事をする人々など諏訪地域の風物詩を切り取った力作がそろう。七曜表も花火やこいのぼり、リンゴなど季節を彩る絵柄を取り入れた。

1日は会員ら17人が諏訪市公民館で刷り作業を行った。フェースシールドやマスクを着用し、感染防止に配慮。版木にインクを塗って紙を重ね、力強くばれんを滑らせ慎重にめくっていた。

伊東グループ長(78)=茅野市=は「新型コロナウイルスで(伝統が)途切れてしまわないか心配だったが、無事完成にこぎ着けられた」と安堵していた。

26日~10月6日には諏訪市のタケヤ味噌会館で恒例の作品展を行い、カレンダーや会員の作品を飾る予定。カレンダーは毎年人気で、関係各所に届けるほか販売もする。売り上げの一部は災害の被災地や福祉施設へ寄付する。

1部2500円。問い合わせは伊東グループ長(電話090・3238・9620)へ。

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