文化祭のランチ”地域の味”堪能 伊那弥生高

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弥生祭初日の昼食に地元の飲食店の料理をテークアウトした伊那弥生ケ丘高校の生徒たち

伊那弥生ケ丘高校(伊那市)の生徒と教員は「第61回弥生祭」初日の3日、昼食に上伊那地方の飲食店のテークアウト(持ち帰り)料理を利用した。新型コロナウイルスの影響で準備期間が十分に取れず、初日を全校参加の準備に充てた今年。生徒らは1日かけて校内装飾などに取り組む合間、普段とは違うちょっとぜいたくなランチを楽しんだ。

感染予防で文化祭恒例の飲食屋台が中止になり、生徒の昼食を確保する目的でテークアウトの利用を企画。売り上げが落ち込む飲食業の力になりたい―との願いもあった。生徒らは32店の料理から選び、671食を注文。配達してもらったり、ボランティアに届けてもらったりした。「ラーメン将太」(南箕輪村)のラーメンを頼んだ2年生は「ラーメンが好きなので食べるのが楽しみ。自分たちが地域の経済復興に関われていることもうれしい」と話した。

飲食店へのお礼としてペチュニアの花も用意。松川高校(下伊那郡松川町)が東日本大震災の被災地復興支援の一環で宮城県石巻市から種を譲り受け、育てている苗を約700株分けてもらい、生徒らが協力して花を咲かせた。飲食店には鉢花にして贈った。

新型コロナによる制約を受けつつも新企画をたくさん用意した今年の弥生祭。3年の土山景子実行委員長は準備で盛り上がる校内の様子に「全校のみんなが笑顔で、楽しそうに作業する姿が見れてうれしい」と喜んだ。

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