新交通システム 実証運行開始を延期 茅野市

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茅野市は4日、人工知能(AI)を活用して乗り合いタクシーなどを運行する新しい地域公共交通システム(AIオンデマンド交通)の実証運行の開始時期について「10月初めからは難しい。少し先送りしたい」とし、当初予定の10月開始は困難との見通しを明らかにした。市議会9月定例会一般質問で、矢島正恒氏の質問に加賀美積企画部長が答えた。

当初は10月から来年3月までの半年間の計画だった。開始を遅らせる理由について市地域戦略課は取材に「準備をしっかりやりたい」と説明。今後高校生らの意見を聞く場を設けたり、一定の周知期間を確保したりする予定だ。11月以降の開始だと実証運行が来年度までずれ込むが、市は翌年度に予算を繰り越せる繰越明許費として事業費を計上している。

加賀美部長は「実証運行で(地域公共交通の)すべてがうまくできるとは思っていない。本格運行では福祉の有償支援や交通空白地帯の自家用有償運送などを組み合わせることが必要ではないか」と答弁した。

市は主に高齢者の利用を想定してスマートフォンのアプリを活用した乗り合いタクシーの実証運行を予定。高校生らのバス移送も行う。市民に仕組みが受け入れられるかを検証したいとしている。

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