バス停アート完成間近 伊那市高遠町

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バス停「高遠北小前」の待合所で制作に励む高井さん(左)と江間さん

伊那市高遠町の国道152号沿いで、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻2年の高井碧さん(26)が地域と協力して取り組むバス停アートプロジェクトが、完成間近となった。古屋敷―高遠駅の22カ所にアートを施す活動。高井さんは残り1カ所となった高遠北小学校近くのバス停「高遠北小前」で2日から、最後の制作に取り組んでいる。6日に完成予定。

バスや親の迎えを待つ児童が利用する同バス停の待合所は、「子ども一人ひとりの力が集まり、大きな力となる」とのコンセプトを込め、大きい魚をデザインした。児童と共同で作る構想もあったが、新型コロナウイルスの影響で断念。子どもと描く予定だったうろこを20枚の木の板で作り、黒板用カラースプレーで塗装して内壁に張る方法に変更した。児童が待ち時間にお絵描きを楽しめる場所にする。

プロジェクトは昨年10月に始動。「高遠第2・第3保育園と地域の未来を考える会」や大学からの友人、江間春花さん(26)の協力を得て制作に励んできた。冬場に早朝から日没まで作業した日もあったといい、「大変なこともあったが、地域の人が声を掛けてくれたり、差し入れをくれたりと支えてくれた」と高井さん。2人は「完成したら実際にバスに乗り、アートを巡りたいな」と話した。

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