駒ケ根高原再整備で構想案 駒ケ根市

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駒ケ根市は、同市の駒ケ根高原一帯の再整備に関する構想案をまとめた。高原内をエリア設定し、それぞれの特徴や課題に応じた振興策案を提示。老朽化が課題となっている観光拠点施設・駒ケ根ファームスの場所には、ビジターセンターやアウトドアショップ、レストラン、土産店を備えた新たな中核拠点施設の再整備を提案している。

観光施設の老朽化やロープウエーの待ち時間、回遊性の不足などの課題解消を目的に、観光開発や環境保全のグランドデザインを構築する計画。包括連携協定を締結している総合アウトドア企業のモンベル(大阪市)をアドバイザーに、昨年7月に地元の関係団体や企業、住民組織らによる駒ケ根高原観光懇談会を設置し、検討を重ねてきた。

提案では、中核拠点施設は情報発信の強化や機能の一元化、利用者の利便性向上などを目的に、発券や観光案内、待ち合いなどの機能を持つビジターセンターを整備。中央アルプス地区山岳遭難防止対策協会の拠点として救助や相談などの機能も備える。

このほか登山をはじめ、サイクリングやキャンプなどにも対応したアウトドアショップや、地場産品を活用したレストランの整備、イベントや交流会などに活用できる多目的スペースも整備する。

夏や秋には2時間以上になることもあるロープウエーの待ち時間対策では、券売機やキャッシュレス決済の導入、事前予約方式や整理券発行で並ばない仕組みを作り、観光施設へ誘導するなどの方策を検討する。

高原一体を中核拠点や温泉・癒やし、アウトドア体験、自然体験、メインストリートなどに設定。テレワークなど「新しい生活様式」に対応する環境整備やキャンプ場の多機能化、中アの景観を生かす環境整備などを提案した。

今後、駒ケ根高原観光懇談会を土台に市民らも加えた検討組織を設け、計画の優先順位やスケジュール、具体化などについて協議。基本整備計画にまとめていく。

伊藤祐三市長は「今回示したのはアイデアのメニュー。駒ケ根高原に求められる要素を磨き上げ、具体化に向け検討したい」としている。

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