県内夏山遭難が大幅減 新型コロナで登山控え

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7、8月の夏山シーズンに県内で発生した遭難は前年同期比52件減の47件、遭難者は同比54人減の52人と大幅に減少したことが県警のまとめで分かった。少なくとも過去10年では最少とみられる。新型コロナウイルスの感染拡大により登山を控えた人が多かったことなどが要因という。

県警山岳安全対策課によると、死者は同比1人減の4人、けが人は37人減の26人、行方不明者はなかった。遭難の原因は転倒や滑落・転落が24件で半数を占め、病気や疲労は13件だった。遭難者のうち60歳以上が20人で全体に占める割合は38.5%にとどまり、同比で18.1ポイント減少。高齢者が入山を控えた傾向がうかがえるという。

山域別の遭難件数は北アルプス23件、八ケ岳7件、南ア3件、中ア2件、その他里山12件。北アは全体の48.9%を占めたが、その割合は前年同期から27.9ポイント減少。一方で里山での遭難が2倍になった。同 課は「新型コロナ対策で休業した山小屋もあり、日帰りできる山への登山が増えたとみられる」とした。

また、北ア南部周辺で地震が頻発したことや梅雨前線による長雨も影響したといい、7月の遭難は同比25件減の7件だった。

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