伊那中央衛生センター 建て替え方向で検討

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建て替えの方向で検討している伊那中央衛生センター

伊那市、箕輪町、南箕輪村でつくる伊那中央行政組合は、運営するし尿処理施設「伊那中央衛生センター」(同市西春近)を建て替えの方向で検討していることを9日、明らかにした。建設から40年が経過し、耐震基準を満たしておらず、施設の老朽化が進んでいるため。南箕輪村が同日開いた村議会全員協議会で報告した。

同組合は昨年度、将来的な施設整備の在り方を検討するために同センターの基礎調査を実施。経済性や維持管理コスト、地域環境における社会的要素などを比較し、大規模改修で延命化を図る「基幹改良方式」よりも施設を建て替える「施設更新方式」が優位との調査結果から判断した。

村によると、今年度から3年程度で「循環型社会形成推進地域計画」や「生活環境影響調査」などの事前調査、基本計画の策定を行い、その後、新施設の本格的な建設工事に着手する。

また、構成市町村の状況を鑑みて適正な経費負担を定めるため、改定から35年が経過している同センターの負担割合を見直す。これまで人口割3分の1、利用割3分の2としていた負担割合について、現状をより適正に反映するため利用の比率を高め、均等割10%、利用割90%(投入量実績は過去5年の決算確定値の平均)とする組合規約を改正する方針だ。

伊那市、箕輪町でもそれぞれ開会中の9月定例会で報告する予定。

同センターは1980年4月に稼働した。鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積は7470平方メートル。県内では最も古い施設で、各設備の耐用年数が超過している。

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