お年寄りの表情捉える 写真展「寿齢讃歌」

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今年はモノクロ写真も目立つ写真展「寿齢讃歌」

75歳以上の高齢者を主な被写体にした公募写真展「寿齢讃歌-人生のマエストロ-写真展15」が12日から、茅野市美術館で始まった。県内外から応募した85人が1点ずつ出品。人生を重ね、年輪を感じさせるお年寄りの表情を収めている。27日まで。

諏訪市出身の写真家で2015年に他界した木之下晃さんのプロデュースで始まり15年目。美術館をサポートする「美遊com.」が企画制作を担当している。出品者の年齢は16~97歳で15人が初めて応募した。2月にモノクロ写真の撮影講座を開いた影響か、モノクロが19点と例年より多かった。

畑仕事中に一休みしてくつろぐ男性や、美容師にヘアカットしてもらい笑顔を見せる女性など何気ない一瞬を捉えている。介護施設内で直接面会できない中、ガラス窓越しに対面する夫婦など新型コロナウイルスの影響を感じさせる写真もある。

6回以上応募している茅野市豊平の内田隆史さん(88)は、愛用のデジタルカメラで自撮りした現在の自身の姿と若い頃の両親の写真を1枚に収めた。「素人写真だけど、よく撮れたと思う」と話していた。

新型コロナのため写真家、英伸三さんの講評会は中止した。関連展示として没後5年の木之下さんをしのび、木之下さんが関わった10回目までの写真展の歩みを振り返っている。

入場無料。午前10時~午後6時。15、23日は休館。

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