伊那北・弥生統合など県立高校再編計画進む

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県教育委員会は14日の定例会で、県立高校第2期再編に向けて今年3月に公表した伊那北と伊那弥生ケ丘を統合するなどとした「再編・整備計画」1次分を決定した。再編時期は未定。今後は統合校ごとに学校関係者や地域の代表者らで懇話会を設け、生徒の募集開始年度や設置する学科などを決めた上で、県議会の同意により正式決定となる運び。統合校設置に向けた動きが本格化することになる。

県教委は第2期高校再編を2030年をめどに終える計画だが、個別の再編時期は明示せず、統合校ごとに設置する「新校再編実施計画懇話会」(仮称)での協議の進展を踏まえて進める方針。懇話会は速やかに立ち上げるとしている。県教委によると、直近の再編事例で大町と大町北を統合し16年に開校した大町岳陽は、県教委が再編を決めてから統合までに7年ほどかかったという。

原山隆一県教育長は同日の定例会見で「高校再編のスタートラインと思っている。新しい高校を地域とともにつくり上げていくことが大切」と述べた。一方で、1次案公表後に実施した住民説明会などで指摘を受けた周知不足を訴える声に対しては「真摯に受け止め、今後も目指している新しい高校教育について説明していきたい」とした。

1次分では、県内12旧通学区のうち4通学区の計画が示され、伊那北と伊那弥生をはじめ佐久地方(旧第6通学区)の野沢北と野沢南、小諸商業と小諸の計3組の再編統合が決まった。上伊那地方(旧第8通学区)では「総合学科高校」と「総合技術高校」の設置も明記され、該当校は来年3月に示す2次案に盛り込むとしている。

この他の8旧通学区については、地域協議会から年度内に意見・提案が提出された地域は来年3月の2次案で、残りは22年3月に公表される。

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