岡谷市の長野道高架工事 来年度から7年間

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供用開始後初の大規模改良工事が予定されている長野自動車道の高架橋(岡谷市)

中日本高速道路が岡谷市の長野自動車道で計画している高架橋の改良工事について、市は14日に開いた市議会産業建設委員会で、工期が2021年度から27年度までの7年間となる見通しを示した。1986年3月の供用開始以降初となる大規模改修工事。橋脚の耐震補強では周辺の掘削を伴う基礎構造の改良も予定しており、工事期間中は高架橋下にある公園の撤去や市道の通行止めなど市民生活にも影響が出る見通しだ。

改良工事は中日本高速道路が進める高速道路リニューアルプロジェクトの一環で実施。対象区間は岡谷市川岸東と同市成田町をまたぐ高架橋(約2146メートル)。2017年に改訂された国の道路橋示方書に基づき東日本大震災クラスの地震にも対応可能な耐震性を持つ橋へと改修する。

市や中日本高速道路によると、現場では昨年6月から、工事に向けた調査がスタート。当初は8月中の完了を予定していたが、耐震性の設計に時間を要するため、期間を12月14日まで延長した。

高架橋は19基の柱があり、改修にはそれぞれ1年ほど要する見込みという。工事期間中は市が中日本高速道路から土地を借りて管理している岡谷高架下公園が使用できなくなるほか、市道の6号、119号、岡谷279号、岡谷696号の交通規制が必要。地下埋設の上下水道やガス管も暫定的に掘り出す。

中日本高速道路は年内に計画概要をまとめ、年明け後には地元への通知や説明会を行う予定。改修を通じて「よりいっそうの安全安心を提供していきたい」としており、工事への理解を求めている。

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