青木下諏訪町長が引退へ 今期限り、正式表明

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正式に引退を表明した青木悟氏

下諏訪町の青木悟町長(66)=無所属、魁町=は16日の町議会9月定例会閉会あいさつで、今期限りでの町長引退を正式に表明した。2004年の初当選以来、町のかじ取り役を担い、行財政改革や各種大型事業などの公約を実現してきた4期16年を振り返り、「今後は新しいリーダーが選出され、新たな感覚で新たな魅力あるまちづくりが進むことを期待したい」と述べた。

青木氏は2日の議会一般質問で引退の意向を示した後、10日に開いた後援会役員総会での承認を受け、正式表明に至った。引退を意識したのは昨年末ごろからという。しかし今年に入って新型コロナウイルス感染症対策が必要とされ、続投を求める多くの声が寄せられたため、熟慮の結果、続投を求める声を押し切る形で引退を最終決断した。

閉会あいさつで青木氏は「6市町村すべての合併が頓挫し、国の三位一体の改革が進む中で厳しい財政運営を強いられるスタートだった。おかげさまでお約束した公約と政策課題は、ほとんどが実現または方向性が示せたと自負している」と、一言一言かみしめるかのように16年間を振り返った。町民や議員、町職員らへの感謝の言葉を述べ、「任期はあと2カ月半ある。コロナ禍の中、精いっぱい町民のために尽くしていく」と語った。

青木氏は、町長の急逝に伴う04年の町長選に初出馬し、「下諏訪力の創造」をスローガンに掲げ、住民と協働によるまちづくりを訴え、50歳で初当選を果たした。

公約に掲げた「防災意識日本一の町」の実現に向けては、赤砂崎のホテル跡地を町が買い上げ、約29億円をかけ防災機能を備えた複合的な都市公園として整備。岡谷市の大規模山林火災では消防防災航空隊や自衛隊の活動拠点となり、その実力を発揮した。

健康増進に向けては、健康スポーツゾーン構想を掲げ、各種施設を整備することで町民の健康寿命の延伸、医療費削減などに取り組んだ。高木公園を振り出しに高浜健康温泉施設ゆたん歩、湖畔ジョギングロード沿いの運動器具などを整備。現在、人工芝を敷き詰めた軽運動場や人工芝フットサルコートなどの整備も進められており、今年度内に完成する予定。

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