オンラインで移住相談 上農高生が魅力紹介

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ウェブカメラに向かって自己紹介する上伊那農業高校GLコースの生徒たち

上伊那農業高校(南箕輪村)のコミュニティデザイン科グローカル(GL)コースで課題研究に取り組む3年生の里山観光班が19日、オンライン移住相談会を行った。同校と、移住・定住に関心がある県内外の人たち約10人とを遠隔会議システム「Zoom(ズーム)」でつなぎ、意見交換した。

GLコースでは「伊那谷の課題に探究的に取り組み、人とつながる仕組みを考えること」を学習の柱に据えている。里山観光班では移住・定住を目的とした観光プログラムを研究。新型コロナウイルスの感染拡大でツアーそのものの企画が難しくなる中で、オンライン移住相談会で伊那谷の魅力を発信しながら、移住希望者のニーズを探ることにした。

生徒たちは▽子育て▽住みやすさ▽自然―の三つの視点で伊那谷の魅力を紹介。参加者には移住を考えるときに、どんな情報が必要なのかを聞いた。

東京から参加した女性は「夫と一緒に移住する場合に仕事はあるのか? 私はパソコンでやる仕事でなく現場で働きたい。サポートがあれば知りたい」と質問。仙台市の40代の女性は「実際に移住となると、まず家のことが問題になる。空き家の案内はあるか」と問い掛けてきた。移住者に対する受け入れ地域の意識を心配する声もあった。

同班では出された意見を新たな課題として研究を進める。「今空き家がどうなっているのか、受け入れる地域の人たちがどう思っているのか―ということには気付いていなかった」と小出ゆず奈さん(17)。リーダーの北原涼香さん(18)は「移住・定住につながるような観光プログラムを作ることが私たちの目標だが、まずは移住を考えている人たちが必要としている情報を発信したい」と話した。

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