新型コロナ 県内感染者300人超え

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長野市は19日、市内の40代と50代の男性2人の新型コロナウイルス感染を発表した。これで県内の累計感染者は300人を超えた。ただ、8月下旬を中心に拡大した県内の「感染第2波」は落ち着きを見せている。新規感染者数は9月2日までの1週間が80人となったのをピークに一転し、長野市の感染者2人の陽性が判明した18日までの1週間は7人と急減した。

県内では7月11日に約3週間ぶりに新規感染者が確認された後、再び感染が広がり、同月末に県が「第2波を迎えている」との認識を示した。さらに8月下旬に上田市などを中心に感染者が急増。同27日には1日当たり最多の19人の感染が判明した。その後、9月上旬に急速に減少し、県は感染状況を6段階で示す感染警戒レベルを16日に県全体でレベル1(感染者の発生が落ち着いている状態)に引き下げた。

こうした7月以降の県内第2波では、複数のクラスター(感染者集団)が発生。上田や大北地域な どの飲食店での発生や、大学生のクラスターが確認された。軽井沢町では院内感染とみられる事例も。8月31日には80代の感染者1人が死亡し、この感染者には基礎疾患 があったことが明らかになっている。諏訪地域では医療従事者3人を含む計14人が感染。うち茅野市の1人は感染していないのに陽性と判定された「偽陽性」の可能性が高いとされている。

県保健・疾病対策課は第2波の拡大要因について「盆を中心に人の動きが活発になったこと」を挙げ、会食で感染が広がったケースが多かったと分析。第2波は落ち着いたとの見解を示しているが、東京都などの感染状況を踏まえ「引き続き緊張感を持って対応したい」としている。

一方、19日発表の感染者2人について長野市保健所は、それぞれに別の感染者との関連や県外往来は確認されていないとした。ともに軽症という。県内感染者数は301人となった。

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