写真で巡る世界旅行 辰野美術館で来月企画展

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「目的のない旅展」をPRする赤羽さん(左)、山下さん

辰野町の一般社団法人「◯と編集社」と辰野美術館は10月、自転車による旅をテーマにした企画展「目的のない旅展」(長野日報社など後援)を同館で開く。自転車冒険家13人が各国を巡った際に撮影した写真やエッセーなどを展示予定。コロナ禍で旅に出づらい今だからこそ、世界を想像して好奇心を育もう―と掲げる。運営資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施中で、地域へ協力を呼び掛けている。

展示は10月17日~11月23日。町内在住で町のふるさとパートナーを務める小口良平さん(40)=岡谷市出身=ら「チャリダー」と呼ばれる全国の自転車冒険家が、旅先の風景や現地の人々、文化風習などをとらえた写真を出展する。写真に添えた言葉のほか、旅立ち前の心境を振り返るエッセーも見ものだ。

自転車活用のまちづくりを進める同法人では6月、観光と交流の拠点として下辰野商店街にサイクルステーションを開設。身近で親しみやすい施設を目指す辰野美術館と共同企画を相談してきた経過もあり、幅広い世代が利用する自転車を通じて文化発信する企画展を開くことにした。

運営資金は同館予算のみでは不足しており、160万円を目標額にCFを開始。1口3000円から受け付ける。これまでに県内外の約70人から賛同を得ており、寄せられた資金は展示品作成などに用いる。賛同者には展示の入場券を進呈するほか、金額に応じてチャリダーの個人グッズや著書などの返礼品も贈る。

同法人代表理事の赤羽孝太さん(38)は「何事にも目的を求められ、堅苦しさを感じる時代。好奇心のままに行動する素晴らしさを感じて」とPR。企画担当の理事・山下実紗さん(26)は「人生の節目に立つ人の背中をきっと押してくれる。多くの人が関心を持ってくれたら」と話す。

CFは今月24日まで。インターネットのほか直接相談も歓迎。問い合わせは山下さん(電話090・5756・8474)へ。

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