完熟ブドウでワイン 仕上がりに手応え

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今年は全てフルボトルで販売している三澤さんのワイン

自ら栽培したブドウでワイン造りに取り組む岡谷市川岸中の自営業、三澤智行さん(58)が手掛けた岡谷産ブドウのワインが完成し、販売を始めた。商品化から4年目となる今年のワインは、例年より収穫時期を遅らせ、完熟したブドウを材料に使用。三澤さんは「味や香り、色に深みがある」と仕上がりに手応えを感じている。

三澤さんは「障がい者が自立した生活をするために働ける場所をつくりたい」との思いから、生産、加工、販売まで一体的に取り組めるワイン造りに注目。介護タクシー業を営む傍ら、自宅近くに借りた畑で2013年からブドウ栽培を始めた。現在は3カ所あるほ場(計約9000平方メートル)で生食用のブドウを含む14品目、約1500本を1人で栽培している。

ワイン原料として昨年秋に収穫したブドウは赤ワイン用のカベルネソービニヨンが57キロ、メルローが23キロ、ヤマソービニオンが163キロ。白ワイン用のシャルドネが35キロ。木の成長や栽培技術の向上によりヤマソービニオンの収量が大幅に増えたといい、今年はフルボトル(750ミリリットル)での販売に踏み切った。

このほか購入したナイアガラ(105キロ)をシャルドネに加えた白ワインも製造。岡谷産リンゴを使った甘口のリンゴワインなど5種類の醸造を伊那ワイン工房(伊那市)に委託し、フルボトルで計418本用意した。

三澤さんは「今年はどれもお薦めできる」と仕上がりに太鼓判。ブドウ栽培も徐々に軌道に乗り、収穫作業には人手を要することから「来年は収穫体験でいろんな人に関わってもらえるよう準備していきたい」と話している。

価格は赤・白ワインが各2700円、シードル2000円、リンゴワイン1800円(いずれも税込み)。諏訪地域の小売店に少数卸すほか、自宅やインターネットで販売している。問い合わせは三澤さん(電話090・4379・6886)へ。

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