区民参加で銅板叩き 高部公民館

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銅板叩きをする建設委員や子どもたち。カン、カンと大きな音が響いた

茅野市の高部公民館建設委員会は、現地建て替えする高部公民館の屋根に使う銅板の加工を区民参加で行う。11月下旬までに約4800枚の準備を整える計画。20、21の両日は新公民館の設計を手掛ける同区出身の建築家、藤森照信さん=東大名誉教授=が訪れ、建設委員や区民らに、防水性能を高め、美しい風合いにするための「銅板叩き」の手順を教えた。

区民参加は、新公民館に愛着を持ってもらう狙い。「とにかく人手がほしい」(藤森さん)という銅板叩きでまずは行うことにした。20日は区民に製作工程を教える指導者の養成が目的で、建設委員ら20人が参加した。

銅板はA3用紙と同じ大きさ。委員らは、平らな銅板を波形に折り曲げてから、細めの角材でカン、カンとリズミカルに叩き、表面に凹凸をこしらえた。「高度な技はいらないが、根気がいるね」との声も。藤森さんは「こうすることで、檜皮葺きやこけら葺きのようないい感じになる」と伝えていた。

新公民館は来年5月の完成を予定。外壁は関西方面などで使われる「焼き杉」の板張りにするが、建設委では、焼き杉板の製作にも区民が関わることを検討している。

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