合葬式墓地増設へ 茅野市の永明寺山公園

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永明寺山公園墓地に増設される合葬式墓地の完成イメージ。近くの永明寺山古墳を模している(茅野市提供)

茅野市は10月から、同市ちのの永明寺山公園墓地内にある合葬式墓地の増設工事に着手する。2014年に完成、販売した最初の建物の埋蔵分が完売しているため隣にもう1棟建てる。来年2月末に完成し、同5月ごろ販売を始める予定だ。

合葬式墓地は遺骨を共同で納める施設。高齢になったり、後継ぎがいなかったりして墓の維持管理が難しくなるなどして各地で希望者が増えている。現在の永明寺山公園墓地の合葬式墓地は市町村営の霊園では諏訪地方で初めて整備した。遺骨を納骨棚に15年安置した後に地下に埋蔵する個別埋蔵(120体)は16年に、遺骨を地下に埋蔵する共同埋蔵(同)は14年に完売した。

新たな施設は現在の建物の南側に鉄筋コンクリートの平屋で建設する。床面積は3倍となる32平方メートル。個別、共同埋蔵合わせて800体程度の受け入れを想定している。共同埋蔵は地下埋蔵ではなく、埋蔵箱を設置して納める形にする計画だ。

近くの永明寺山古墳をイメージし、箱型ではなくこんもりした建物にする。壁には緑の芝を張る。建築費は1727万円。施設の使用料は個別埋蔵が15万円、共同埋蔵が5万円の現施設と同額にする予定。

市は増設に併せて老朽化した管理棟を取り壊し、15台分の駐車スペースを確保した。

市民課によると、墓が管理できない場合の受け皿を求める声など合葬式墓地に関する問い合わせは多く、18年度に34件、19年度に52件あった。「市内の団地に住む団塊世代の人などからの問い合わせが多い。需要に対応したい」としている。

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