蓼科高原映画祭 ドライブインシアターで開幕

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巨大スクリーンが設置された道の駅。午後7時からの上映を前に車が次々と集まった=25日午後6時、茅野市蓼科

日本映画界の巨匠・小津安二郎監督が晩年の仕事場にした茅野市で25日、第23回「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が開幕した。初日夜は同市蓼科の道の駅「ビーナスライン蓼科湖」駐車場でドライブインシアター(DT)を催し、家族連れやカップルら約45組が車に乗ったまま映画鑑賞を楽しんだ。26日は正午から短編映画コンクールのオンライン表彰式を行い、夜のDTを経て閉幕する。

新型コロナウイルス感染症対策で屋内で行う上映会は中止したが、「密」を避けながら楽しんでほしいと、実行委員会が初めてDTを企画。駐車場に高さ5メートル、幅11メートルの巨大スクリーンを設置した。

25日はミュージカル映画の名作「ラ・ラ・ランド」を上映した。来場者は車内のFMラジオの音声で鑑賞。「映画はもちろん、雰囲気を楽しみたくて来ました」との声も聞かれた。事前申し込み制で行い、実行委によると、アニメ映画「シング」を上映する26日夜は約90組(台)が来場する予定だ。

19回目を迎える短編映画コンクのオンライン表彰式も初の試み。26日正午から同市仲町の新星劇場と遠隔地の審査員、入選者を結んで行い、2次審査を通過した10作品の中からグランプリ、準グランプリなどを発表、「ユーチューブライブ」で生配信する。

例年は、新星劇場と茅野市民館での上映会や舞台トークを行い、昨年は9日間の開催期間中に延べ5210人が来場した。今年は感染症対策でこれらを中止し、新たな試みを取り入れた。

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