諏訪市の小中学校運営 年度末に今後の方向性

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諏訪市の小中学校の現状と課題について意見を交わした総合教育会議

諏訪市教育委員会は25日の総合教育会議で、市立小学校7校、中学校4校を将来的に東部、南部、西部の三つの施設一体型小中一貫校への再編を目指す「未来創造ゆめスクールプラン」について、来年2~3月の同会議で今後の方向性や進め方を明らかにする意向を示した。同市では来年4月に新設する上諏訪小に城北小と高島小を統合し、上諏訪中との小中一貫教育を始める東部地区第1期のプランが先行実施されている。来年度以降、少子高齢化に対応した教育改革の新たな取り組みが始まることになる。

ゆめスクールプラン基本計画(2018~27年度)によると、施設一体型小中一貫校は、1人の校長の下で教職員集団が一貫した教育課程を編成・実施する9年制の学校。上諏訪小中は来年4月から、同じ敷地内に施設が併設(隣接)する形で小中一貫教育をスタートさせる。

23年度からは東部地区の「城南小・諏訪中」、南部地区の「四賀小・中洲小・諏訪南中」、西部地区の「湖南小・豊田小・諏訪西中」が、施設分離型や施設併設(隣接)型の小中一貫教育を始める計画だ。施設一体型小中一貫校として3校に再編するのは「30年の間」としている。

総合教育会議では、東部地区第1期を除く3地区の校舎の経過年数や立地条件、児童生徒・学級数の推計、通学区域について説明があり、市長と教育長、副市長、教育委員が意見を述べた。急傾斜地にある四賀小の安全対策や建て替え、施設一体型小中一貫校への移行の検討を促す意見が目立った。

市教委は来年2~3月に開く総合教育会議で、今後の検討対象地区や検討の方向性、進め方の素案を示す予定だ。

金子ゆかり市長は「学区外の学校も『おらほの学校』と思える柔軟な発想が必要。未来に生きる子どもをたくましく元気に育てる思いを大事にしたい」と述べた。小島雅則教育長は「地域参加の教育改革が進んでいる。教育の中身と質を上げていくのがプランだ。未来を創る取り組みを決して止めてはいけない」と力を込めた。

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