長野国体1年延期 2028年開催に

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県内で2027年開催予定だった第82回国民スポーツ大会(国体)が1年延期され、28年の開催予定となることが25日決まった。主催する日本スポーツ協会などが東京都内で開いた会議で、新型コロナウイルス感染拡大により今年10月の開催を延期した鹿児島県での国体を23年開催とし、同年以降に予定していた各県での大会も1年ずつ延期することに合意。これを受けて長野県は「延期に前向きに対応し、関係市町村や競技団体との調整を進める」とした。

全国障害者スポーツ大会も同様の対応を取る。今年の大会は6月に史上初の中止、延期が決定。その後の調整で、21年の三重県、22年の栃木県の日程は維持し、鹿児島県での大会を3年延期して23年開催とすることでまとまった。

阿部守一知事は、新型コロナによる難局を協力して乗り越えていく必要があるとして「本県としても前向きに対応していく」とコメントを出した。28年開催は、1978年に県内で開いた「やまびこ国体」から半世紀、98年の長野冬季五輪から30年の節目になることも踏まえ「県民の皆さまの心に残る素晴らしいものとなるよう、引き続き、着実に準備を進めていく」とした。

県内での開催は2017年に内々定を受け、県は準備委員会を立ち上げて競技開催地の選定などを進めてきた。これまでに国体の本大会35競技、冬季大会1競技、障害者スポーツ大会が個人と団体競技合わせて12競技の会場予定地を内定。残りの同本大会8競技などの選定を年度内に終える予定でいる。

諏訪地方では同本大会の卓球(岡谷市。障害者スポーツ大会含む)、セーリング(諏訪市)、ボート(下諏訪町)、軟式野球(諏訪市と茅野市)、自転車ロード・レース(富士見町)を実施予定。県国体準備室の滝沢裕之室長は「合意を踏まえて準備を進めるが、各市町村には事情を抱えているところもあるため、日程などの調整を図っていきたい」と話した。

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