地元旅で魅力再発見 伊那谷観光局がツアー

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長野伊那谷観光局が企画した3種類のバスツアーを紹介するパンフレット=伊那市

上伊那地方の観光振興を目的とする一般社団法人「長野伊那谷観光局」は、地域限定旅行業の資格取得後初となる県内在住者限定の旅行ツアーを企画し、実施する。国の観光支援事業「GoToトラベル」を活用し、上伊那地方の魅力を再発見する3種類のプラン。同観光局は「いずれもお値打ちなバスツアー。この機会にぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。

ツアーは自然、歴史、農業がテーマ。自然は駒ケ根市の大宮五十鈴神社で雅楽の生演奏を聴き、中央アルプス千畳敷のホテルに泊まって星空を眺め、翌日は森林セラピーを体験するコースで、「コロナ禍で疲弊した心身を癒やしてほしい」(観光局)という。

歴史は江戸時代に活躍した「高遠石工」や「漂泊の俳人井上井月」にちなんだ史跡を各研究家のガイド付きで巡る日帰りコース。農業は大相撲の土俵作りに携わる飯島町の酒井裕司さんからわら細工を習い、わらを燃やして作るカツオのたたきなどの実食、小型無人機(ドローン)や無人トラクターの作業見学、アルストロメリアの花摘み体験を盛り込んだ日帰りコースを用意した。

出発日と料金は、自然コースが11月13日、同27日で1人大人2万2800円、小人1万9900円。歴史コースは10月31日と11月21日で大人小人問わず1人6500円。農業コースは10月25日と11月8日で、中学生以上1万400円、小学生1万100円。3コースとも食事などに使える2000円~5000円の地域共通クーポンが付く。

長野伊那谷観光局は2018年に設立。翌年には地域限定旅行業の資格を取得した。同資格は伊那市と境界を接する自治体を旅行プランの対象にできる。今回の企画のうち、農業ツアーは目的地に伊那市と隣接しない飯島町を含んでいるため、観光局の企画を旅行代理店の伊那バス観光(伊那市)が実施する。

同観光局の宮澤正己アドバイザーは「多くの方との連携により新たな観光素材を掘り起こし、改めて地域の魅力を再発見してもらおうと考えた。観光局が初めて商品化したツアーであり、新型コロナウイルス感染対策を万全にして実施したい」と述べた。申し込み、問い合わせは長野伊那谷観光局(電話0265・98・8451)へ。

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