工業メッセ中止受け ララオカヤ屋外で展示会

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来場者に展示製品を紹介する大橋社長(左)

諏訪地方の製造業の産学連携を推進する諏訪産業集積研究センター「SIARC(サイアーク)」とシステム開発のインダストリーネットワーク(岡谷市南宮)は29、30の両日、地元ベンチャー企業と連携し、岡谷市中央町の再開発ビル「ララオカヤ」の屋外で自社製品の展示会を開いている。工業見本市「諏訪圏工業メッセ」の中止で出展の機会を失った同センターなどが「高度な試作品を生み出せるものづくりのまちを広く発信しよう」と企画した。

工業メッセに合わせ、毎年秋に諏訪地方で研究室の合宿を行う東京工業大学の寺野隆雄名誉教授が今年も岡谷市内で合宿と勉強会を開くことを踏まえ、展示会を企画。6社、団体が、エンジンを積んだ小型無人機のマルチコプターや遠隔操作できる草刈り機、持ち運び可能なマスク製造装置などを並べた。テレビ会議システムを活用して遠方や来場できない人にも情報発信した。

同センターや同社などは毎年、工業メッセに出展して数々の試作品を展示。大学や企業の連携によってさらに発展しうる可能性についてブースの来場者と議論し、高度でユーモアにも富んだプロトタイプ(試作機)を作れる技術を持つ諏訪地域の力を伝えてきた。

同センター副会長を務める大橋俊夫インダストリーネットワーク社長は「ものづくりが息づく文化と歴史があり、部品加工の技術を持った企業が集積し、大学や研究機関とのネットワークがあり、特許や会計の事務所ともつながっている諏訪地域は高度な試作機が作り出せる『スーパープロトタイプシティー』。新しい産業モデルの可能性を秘めた地域だと広く伝えたい」と語る。30日も午前10時ごろから行う。

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