御柱祭へ情報センター開設 諏訪市役所内

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諏訪市役所観光課内にある御柱祭観光情報センターの看板

諏訪地方観光連盟は1日、2022(令和4)年の諏訪大社式年造営御柱大祭に向けて、御柱祭に関する情報発信と官民連携、地域活性化の拠点となる「御柱祭観光情報センター」を諏訪市役所観光課内に開設する。今年度はホームページの充実を図るほか、パンフレットの作成や旅行会社向けのプロモーションを計画。伝統文化の発信に重点を置き、御柱祭の知名度を生かした諏訪圏への持続的な誘客促進を目指す。

同センターの設置は10(平成22)年の下諏訪町役場、16(平成28)年の諏訪市役所に続いて3回目。御柱祭に関する情報収集と発信、受け入れ体制の整備や誘客を担う。交通事業者や警察、消防、経済団体、諏訪大社、大総代会など官民の関係者が一堂に集まる「情報一元化会議」の初会合を12月にも開く予定だ。

センターの運営を担うスタッフは3人。センター長は諏訪市観光課長が兼務する。御柱祭の中継などに経験と実績があるエルシーブイ(諏訪市)に業務委託し、専任職員2人を配置する。

今年度は日本語のみだったホームページに英語表記を追加し、信仰に基づいた人々の暮らしや奉仕の心、観覧ルールやマナーを発信する。御柱祭や諏訪圏の魅力を伝えるプロモーション動画撮影、パンフレット作成、旅行会社へのPRも計画している。事業費は約760万円。

御柱祭の観光客誘致をめぐっては御柱祭の知名度向上に伴い、曳行路周辺の収容能力が「限界」に達している。観光連盟は今回、観光客の量ではなく質を重視し、御柱祭期間(4~5月)以外を見据えた「恒久的な誘客」を課題に挙げている。

センター長を務める伊藤道生観光課長は「有名になり過ぎた御柱祭。地元のお祭りで規制があることをしっかり伝えつつ、有料観覧席や駐車場を紹介して誘導し、安心安全に御柱祭ができるよう情報発信に努める。また御柱祭を通じて6市町村の観光資源を発信し、御柱以外の観光誘客につなげたい」と話している。

問い合わせは同センター(電話0266・58・1123)へ。

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