駒ケ根ふるさとの家休館 来月1日から

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11月1日から休館する駒ケ根ふるさとの家

駒ケ根市東伊那の農林業体験宿泊施設・駒ケ根ふるさとの家は、11月1日から休館することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響による業績不振のため。休館期間は当面来年3月31日までとするが、体制の立て直しを図り、早期再開を目指す。

同施設は2003年にオープン。農林業体験や食農体験のできる施設として、宿泊や合宿、宴会などを取り扱っている。09年からはトヨタ自動車が出資するトヨタエンタプライズ(名古屋市)が指定管理者として運営している。

施設を所有する市によると、これまで県外を中心に集客してきたが、コロナ禍により利用客が減少。例年は年間約1万人が利用し5千万円ほどの売り上げがあったが、今年は7、8月の売り上げが前年同期を85%下回るなど苦戦。経費削減など努力を重ねてきたが営業の継続は困難として、トヨタエンタプライズ側から申し出があった。

市は感染拡大に伴う休業要請に応じたとして経営支援として730万円、リモートオフィスなど新しい生活様式に対応した需要を見込み通信環境整備などに230万円を盛った緊急経済対策の補正予算を7月に組んだばかり。休館を受け、環境整備は当面見合わせることにした。指定管理者契約は2022年3月31日まで。11月以降の指定管理料は発生しない。

市農林課は「整備方針を固めた矢先で残念だが、企業としての収益性も考慮する必要がありやむを得ない。隣接する駒ケ根シルクミュージアムも合わせた誘客策を練り、できるだけ早い時期の再開を目指したい」としている。

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