GoTo東京追加 諏訪地方の観光地まずまず 

LINEで送る
Pocket

秋色に染まる茅野市、立科町境の白樺湖。県内外からの親子連れらでにぎわいを見せた=3日午後1時半

政府の観光需要喚起策「Go Toトラベル」に東京発着の旅行が追加され、初の週末を迎えた3日、諏訪地方の観光地にはまずまずの入り込みがあった。東京からの宿泊予約や問い合わせも増えてきており、旅行先での買い物に使える地域共通クーポンの利用もじわり増加。観光事業者らは「巻き返しの秋」を期待する。観光客からは「感染症対策を徹底しながら旅を楽しみたい」との声が聞かれた。

■SUWAガラスの里

諏訪市豊田の「SUWAガラスの里」には、多くの県外客が訪れた。ただ、入場者数はコロナ前の半分程度。営業状況の問い合わせはあるものの、東京からの入り込みはいまひとつで、「Go Toで紅葉シーズンに盛り返せれば」と期待する。引き続き感染症対策を徹底しながら営業。東京都東村山市から訪れた80代の夫婦は「東京に比べれば、長野は安心感があります」と笑顔を見せていた。

■蓼科・白樺湖

茅野市の蓼科湖畔は9月の4連休ほどの混雑はなかったものの、足こぎボートを楽しんだり、道の駅で秋の味覚を求めたりする観光客が見られた。「東京からの問い合わせも増え、紅葉期にかけて期待できそう。引き続き『密』になりにくい環境をPRしていきたい」と蓼科観光協会。白樺湖畔は親子でにぎわい、愛犬を連れて散策した岐阜県の女性は「都市部に出掛けるのはまだ不安。旅はしばらく近隣の静かな場所」と話した。

富士見パノラマリゾートで、ゴンドラリフト乗り場に並ぶ人たち=3日午前11時頃

■富士見パノラマリゾート

富士見町の富士見パノラマリゾートには、入笠山のハイカーやマウンテンバイク愛好者ら多くの人が来場した。観光振興対策として、諏訪地方と山梨県在住者を対象に町が発行するゴンドラリフト無料クーポン券を利用して訪れる人が多いが、東京発着も対象になったGo Toの波及効果にも期待。家族で訪れた都内の会社員(41)は「東京も対象になり、控えていた宿泊旅行を計画した」と語った。

■下諏訪温泉

下諏訪温泉旅館組合加盟の旅館21軒のうち、Go Toに登録しているのは16軒。温泉旅館ぎん月では「東京が加わって都民の予約は少しずつ増えているが、実際にはそれ以前から関東圏の宿泊客は増えている」。諏訪大社下社秋宮前の土産店・専女八幡は「9月の4連休から観光バスを含め、観光客が増えている。地域共通クーポンを使う人も明らかに増えてきた」と話す。

おすすめ情報

PAGE TOP