弥生高生が考案「そば団子」商品化

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唐沢さんと、団子のアイデアで大賞に選ばれた三ツ井さん、池井さん、橋原さん(左から)

上伊那産ソバを使った商品開発を目指し、オリジナルメニューを提案する「そばの実アイデアコンテスト」の表彰式が8日、伊那市荒井のいなっせで行われ、大賞に「そば団子」が選ばれた。伊那弥生ケ丘高校(同市)の2年生3人が考案。10日から同市荒井のそば店「和そばカフェ」で発売する。

団子のアイデアを考えたのは、池井陽菜さん(17)と三ツ井葉留さん(17)、橋原芽伊さん(16)。菓子を盛り込んだパフェの一部として生まれた発想で、実用化しやすく、そばとも一緒に楽しめる点が評価を受けた。

コンテストは、新型コロナウイルスの影響で客足の減った同店の悩みを聞き、キャリアコンサルタントの富岡順子さん(36)=南箕輪村=が、消費の落ち込む地元食材の新たな活用を探り、生産者やそば店を応援しようと企画した。ソバの実や実をひいたそば粉を活用したメニューを募り、8月には、高校生の視点でスイーツや料理などのアイデアが寄せられ、食育アドバイザーの高橋智絵さん(34)=宮田村=が試作。同店店主の母親唐沢洋子さん(76)らが審査した。

同店によると、商品化する「そば団子」はそば粉のみを使った生地に、甘さを控えたみたらしのたれを絡め、そば本来の味を生かしたという。この日は試食もあり、高校生たちは「風味がすごい」「中はもちっと軟らか」と頬張った。

受賞した3人は「店頭に並ぶと思うとうれしい」と笑みを浮かべ、「そばの魅力は無限大だと感じた。多くの人に良さを伝えるきっかけになれば」と思いを話した。

唐沢さんは「若い人にもそばに興味を持ってもらえたよう。いろんな形で多くの人に食べてもらい、消費につながれば」と期待していた。

団子は1本100円(税込み)で予約販売する。申し込み、問い合わせは同店(電話0265・78・0933)へ。

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