若者に選ばれるまちへ 茅野市で「まち懇」

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金沢地区からスタートした今井市長と市民が意見交換する「まちづくり懇談会」=茅野市金沢地区コミュニティセンター

茅野市は8日夜から、市長と市民が行政課題を語り合う「まちづくり懇談会」(まち懇)を金沢地区コミュニティセンターを振り出しに始めた。第2次地域創生総合戦略(2020~24年度)で掲げる「若者に『選ばれるまち』の実現に向けて」をテーマに意見を交わした。地元住民約50人が参加した。

今井敦市長は目指すまちづくりについて、若者が流入して経済活動を活発化させることが税収増など市全体の暮らしやすさにつながると強調。観光振興だけでなく、リゾートテレワークなど仕事面からも人の流れを呼び込みたいとした。

人口減少に伴う人手不足を補完するのがAI(人工知能)などの先端技術だと指摘。スマートフォンを活用した乗り合いタクシー(AIオンデマンド交通)を運行する地域公共交通の実証実験については「12月に始めたい」との考えを示した。

意見交換では住民から、来訪者が飲食やトイレが気軽にできる施設や店舗が地区内にほしいとの要望が出た。今井市長は採算性が課題とし、「地域で運営してもらえればサポートできることはしたい」と答えた。

新型コロナウイルスの経済活動への影響で税収減を心配する声も聞かれた。今井市長は公共施設再編に触れ、「(使用目的が)似た施設は一緒にするなど施設の見直しに着手したい」と説明。経費削減へ「イベントに対する補助金の減額もお願いするしかない」と述べた。

まち懇は11月下旬までにあと10回開く。

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