景観に調和 「三風モデル」の看板設置

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箕輪町の広域農道沿いに設置された「三風モデル」の看板(三風の会提供)

上伊那地方の産学官で組織する「三風の会」が導入を進めている統一デザインの「三風モデル」の看板について、箕輪町と同町の広域農道沿いの4区が協働で設置を進めている。看板の集約化も図り、伊那谷の自然と調和した統一感のある景観をつくり出す。同会は「地域が主体となった景観保全の取り組み」として高く評価している。

三風モデルは、土・大地をイメージした「伊那谷ブラウン」と呼ぶ濃い茶色を基調とし、景観に配慮した機能的でシンプルなデザインが特徴。同会は伊那谷の美しい風景を守り、後世に受け継いでいこうと、上伊那を南北に貫く広域農道を「伊那谷風土記街道」と名付け、モデルルートとして三風モデルの看板の導入を進めている。

同町は今年度、地域の活性化や課題解決の取り組みを支援する「地域総合活性化事業交付金」の重点事業として三風モデルの看板設置を取り上げ、積極的に後押し。広域農道沿いの中曽根、富田、上古田、下古田の4区が同事業を活用して地区名の看板を付け替えることを決め、順次設置を進めている。これに合わせて公共施設や企業、隣接する区の看板の集約化も進め、景観との調和を図る。

町企画振興課まちづくり政策係の笠原直也さんは「今までは色やサイズがバラバラだった。三風モデルは落ち着いた色調で伊那谷の自然の風景に溶け込む」とし、「町としても景観保全に力を入れている。理想的な形で町と区が協働で取り組むことができた」と話した。

同会によると、三風モデルの看板はこれまで公共施設や企業の看板が中心だったといい、今回の看板設置について「地域が主体となった景観保全の取り組みで、景観への意識が高い地域だと思う」と評価。「こうした取り組みがモデルとなって広がっていくよう引き続き取り組んでいきたい」としている。

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