元地域おこし協力隊前田さんシェアハウス開業

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シェアハウス開業に向けて、旧旅館の改装を進めている前田智子さん

駒ケ根市の地域おこし協力隊として地域活性化や移住定住促進などに携わった前田智子さん(38)が、同市の中心市街地で新たにシェアハウスを始めようと、旧旅館の改修を本格化させている。来春の開業を予定。若者と地域の交流の拠点とし、まちづくりに貢献したい考えだ。

■心地よさを感じ駒ケ根市へ移住

福岡県久留米市出身。東京の大手食品メーカーに就職し、埼玉県で勤務。精神的な豊かさを求めて地方での暮らしを検討する中で、「直感的に心地よさを感じた」駒ケ根市への移住を決めた。2017年から市地域おこし協力隊として3年間活動。まちづくりや観光振興、移住定住促進などに取り組み、今年8月に任期満了で退任した。

旧旅館は昨年末に購入。鉄骨3階建て、延べ床面積約260平方メートル。当初はゲストハウスを計画していたが、コロナ禍による影響もあり、当面は若い女性を対象にしたシェアハウスへ方針転換した。

■雰囲気を生かし旧旅館を改修

1階は食堂やシャワー室などのほか、地域の人とも交流できる開放的なリビング ダイニングなどの共用スペースを整備する。2、3 階は 九つある個室をリフォームして居室とし、一室には自分も住む予定。旅館の雰囲気を生かしながら、明るく清潔な施設に改装したい考えだ。すでに同市にある県看護大学の学生や 若い社会人らから問い合わせが寄せられているという。

■心豊かに暮らす自分の姿を見て

「協力隊としてさまざまな人と触れ合う中で視野が広がり、地域課題を自分事として捉えて改善策を探る楽しさを知ることができた」と前田さん。「心豊かに暮らす自分の姿を見てもらい、地域との関わりを楽しめるシェアハウスになればうれしい」と張り切っている。
改修作業ボラ募集

前田さんは、施設の改修作業を手伝うボランティアも募集している。問い合わせは前田さん(電話090・7926・8981)へ。

     ◇

開業資金を支援 30日から「月いちバル」

駒ケ根市の元地域おこし協力隊、前田智子さんが目指すシェアハウスの開業を後押ししようと、開業資金を支援する「月いちバル」が30日から市内で開かれる。

「地域を元気づけようとの気持ちを応援したい」と、同市の市民団体「つなぐ HUB(ハブ)」の宮澤富士子代表(58)が企画。「ふじこの部屋」と銘打ち、広小路商店街にある焼酎バー・喫茶「CrossLife(クロスライフ)」の店舗を借りて開店する。

同団体の会員で、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用した料理教室が人気の林ふみ子さん=同市中沢=が、世界各国をテーマにした料理を提供。売り上げの一部をシェアハウスの開業資金に充てる。

2部制で、午後6時から「ふみママスペシャルセット」(2000円)を提供。30食限定で、1時間入れ替え制。要予約。同9時からは「おつまみセット」(1000円)を提供する。15セット限定。予約不要。

11月以降も月1回の割合で開店する予定。予約はウェブの申し込みフォームから。問い合わせは宮澤さん(電話080・6938・7089)へ。

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