飯島の米、都市部配達 町がヤマト運輸と連携

LINEで送る
Pocket

事業開始で米を手に談笑する田切農産の紫芝勉代表(右)と、ヤマト運輸松川高森支店の飯塚貢支店長=飯島町田切

飯島町はヤマト運輸と結ぶ地域活性化包括連携協定に基づく事業の第1弾として、町内産の米を東京都多摩市周辺の多摩ニュータウンで宅配する事業を開始する。町内の農業法人と協力して出荷。町の豊かな農産物を知ってもらう中で定期購入にもつなげたい考えで、都市部に住みながら地方と関わりを持つ「関係人口」の拡大に結び付けていく。

ヤマト運輸の生活支援サービスを利用する多摩ニュータウン内の顧客6000世帯を対象に、米に関するアンケート調査を実施。先月23日から今月末まで受け付けて、回答者には飯島産の米3合のサンプルと注文票を送り、本格的に受注を始める。

アンケートは日常の米の消費状況や購入先、1回の購入量、購入の決め手、購入金額、定期購入への関心の6項目。すでに250世帯ほどから回答があり、サンプルを試してもらって実際の購入につなげていく。

当初は同町田切の田切農産が生産するコシヒカリを出荷。減農薬、化学肥料不使用の「中央アルプス 清流米」で、同社の紫芝勉代表(59)は「今年の米は粘りと甘みが特徴。地元のスーパーと同じような求めやすい価格で多摩地域の皆さんにも提供したい」と、継続的な町内産米の拡販に期待を寄せる。

協定は町の発展や住民サービスの向上に向けて昨年末に締結。 特産物の販売支援を項目の一つに掲げており、 管轄するヤマト運輸松川高森支店の飯塚貢支店長(42)は「米の販売でどのような効果があるか検証し、今後は物産展なども開いて飯島町を広めていけたら」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP