諏訪東京理科大 工学系の新学科検討

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公立諏訪東京理科大学(茅野市)は13日、学内の委員会などで検討を進めている大学の学科新設について、「工学系の学科を検討している」との考えを諏訪広域公立大学事務組合議会全員協議会で明らかにした。今年度内には素案をまとめ、外部有識者の知見を聞く。2021年度の早い時期に方向性を固め、組合側と協議する意向。一層の地域貢献や在籍者数が少ない女子学生増を目指したいとした。

全協で小越澄雄学長は、工学系の新学科は諏訪6市町村でつくる組合からの要請に基づくと説明。「学生が確保できるか外部の専門家の意見を聞いて決めたい」と述べた。

小越学長は取材に、学科を増やす場合でも1学年計300人の工学部の定員は維持する考えを示した。設置時期については「最速なら23年4月だが、難しいかもしれない」とした。

同大によると、「地域貢献ができる」として工学系の学科新設を検討している。現行の情報応用工学科と機械電気工学科の2学科との相乗効果が期待できるとした。19年5月時点で大学に在籍する1224人のうち、105人(8.6%)にとどまる女子学生に魅力を発信し、増加につなげたい考えだ。

同大は公立化した18年度を初年度とする中期計画(23年度までの6年間)に基づき、18年度から学科や施設の在り方を考える委員会やワーキンググループを設けて検討している。中期計画では「県の産業界で重要性が高く女子学生も関心が高い農業、食品、医療、介護、健康などの分野への工学の適用を意図した学科の新設を検討する」としている。

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