政治倫理条例案まとまる 諏訪市議会の特別委

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諏訪市議会のの議会改革推進特別委員会(近藤一美委員長)は、議員が守るべき政治倫理基準を定める「諏訪市議会議員の政治倫理に関する条例」案をまとめた。諏訪地方では初めて。地位を利用して不正に利益を得る行為や働き掛けの禁止、市の補助を受ける法人・団体の代表に就任しない努力義務、市民や議員の請求に基づいて審査会を設置することなどを盛り込んだ。14日から1カ月間のパブリックコメント(意見公募)を経て、市議会12月定例会への議員提案、年内または年明けの制定を目指す。

2018年12月に制定した議会基本条例第8条(議員の政治倫理)に基づき、今年3月から同特別委が倫理条例グループ(森山博美リーダー)を中心に検討を重ね、「諏訪市の発展と開かれた議会のため、市民に信頼される議会、議員を目指して行動規範を定めた」(近藤委員長)。

政治倫理基準は7項目。▽議員の品位と名誉を傷つけ、市民の疑惑を招く恐れのある行為▽市が締結する各種契約や指定管理者指定への働き掛け▽市職員の公正な職務を妨げる働き掛け▽自己または第三者が不正に利益を得る(団体が不利益を被る)行為―などを禁じた。また、市から直接補助を受ける法人や団体の代表に就任しないよう努めることを独自に規定した。

議員に基準違反の疑いがある場合、市民や議員の審査請求に基づき、議員6人以内でつくる審査会を設置する。審査請求は、市民は有権者40人以上、議員は2人以上の署名と証拠資料を添えて行う。議長は審査結果を請求者と審査対象議員に通知し、概要を公表する。さらに議会運営委員会に諮って審査し、必要に応じて辞職勧告決議案の提出を含めた措置を講じるとした。

条例案は市ホームページのほか、市役所、各地区公民館で閲覧できる。意見は専用用紙に記入し、ファクス、メール、持参で市役所2階の議会事務局に提出する。

問い合わせは、議会事務局(電話0266・52・4141、ファクス0266・53・0261、メールsuwashigikai@city.suwa.lg.jp)へ。

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