今年はオンライン商談会 工業メッセ中止で

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オンライン商談会を説明する小坂和夫・諏訪圏工業メッセ2020実行委員会推進本部長(右)と岩波実行委員長

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止した県内最大の工業見本市「諏訪圏工業メッセ2020」の実行委員会は15日、従来の展示会に替えて特設サイト上でビジネス機会をつくる「オンライン商談会」の開催を発表した。11月16日から12月15日に特設サイトを開設し、技術課題の解決策や仕事の発注先を探す企業と受注開拓を目指す企業の商談の場を提供する。同日から出展の受け付けを始めた。

メッセを新規開拓の大事な機会として捉えている企業は多く、中止の決定後も販路開拓に関する相談が多数ある。昨年までに18回開かれる中で、出展社の技術を分かりやすくまとめた「ひとわざ(一技)PRシート」の蓄積が進み、ほかの展示会にはない特徴となっているほか、製造業界で経験豊富な企業OBが200人以上、アドバイザーとして諏訪地域で活躍している点を「メッセの強み」(同実行委)とし、同シートとアドバイザーを生かして企業間のマッチングを図る。

出展社のエントリーはメッセ2020の出展予定社が対象で、約400社・団体。出展料は県内企業が無料、県外企業が1万円。締め切りは30日。具体的な商談案件を持って特設サイトにアクセスする「来場者」と登録した出展社が、オンライン上で直接またはアドバイザーを介して商談してもらう。

来年1月21日には諏訪市文化センターで商談希望者同士が直接会う機会を設ける。11月や1月には海外とのオンライン商談会を行う。1月20日には記念講演会をネット配信する。

同実行委の岩波寿亮委員長は「コロナ禍だからこそ、メッセの役割を再認識し、切れ目のないものづくり企業の支援で地域の活性化を目指す」と述べた。問い合わせは同実行委事務局のNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構(電話0266・54・2588)へ。

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