冒険家が世界写した写真展 辰野美術館で開幕

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小口さん(右)らが世界各国を巡った自転車旅の魅力を発見する「目的のない旅展」

辰野町の一般社団法人「◯(まる)と編集社」と辰野美術館は17日から、自転車の旅をテーマにした企画展「目的のない旅展」(長野日報社など後援)を同館で開く。県内外の自転車冒険家13人が各国を巡った際に撮影した写真、エッセーなど約100点を展示。コロナ禍で旅に出づらい状況の中で、作品を通じて広い世界を想像するひとときを楽しんでもらう。11月23日まで。

自転車冒険家で同法人理事の小口良平さん(40)=辰野町宮木=が、旅先で知り合うなどした20~40代の冒険家の仲間「チャリダー」を誘って展示が実現。1人6点ずつの写真と説明文、旅立つ前の心境をつづったエッセーをはじめ、実際に使った自転車や地図、生活道具も飾った。

写真は最大A1サイズで、南米ボリビアの道なき砂漠地帯、スイスの山とふもとの村が織り成す緑豊かな眺望など、壮大なスケールの自然風景をとらえた作品が並ぶ。現地の人々が笑顔でチャリダーを囲んだり、勇ましい民俗舞踊を披露したりと、人との距離が近い自転車旅ならではの魅力を伝える一枚もある。

小口さんは、エチオピアで大地を踏みしめた自身の写真に「僕は今、生きている。刺激を求めている」と言葉を添えた。「会場で世界とのつながりを感じてもらえると思う。自転車旅の素晴らしさはもちろん、何事にも一歩踏み出して挑戦することの大切さを発信したい」としている。

午前9時~午後4時30分。入館料大人500円、中学~大学生300円、小学生以下無料。月曜日休館(祝日は開館)。18日午後1時からチャリダーの野外トーク、11月7日には小口さんの案内で紅葉の川島地区を走る自転車ツアーを行う。ツアーは要予約で参加費8000円(貸自転車代、昼食代など)。問い合わせは同館(電話0266・43・0753)へ。

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