諏訪湖ワカサギ釣り 今季も規制なし

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今季のワカサギ釣りについて昨季に続き、実質的には規制しないことを決めた「諏訪湖のワカサギに係る連絡会議」

諏訪湖のワカサギ資源の保護と活用を協議する連絡会議は20日、諏訪市渋崎の諏訪湖漁業協同組合で開いた。釣りは時間規制を撤廃した昨季に続き、今季も規制をしないことを確認した。釣り量の上限も設定しない。諏訪湖漁協の武居薫組合長が「現時点で資源量は十分にある。冬場の魚食性鳥類の影響が懸念されるが、規制なしで進めたい」と提案し、出席した県や事業関係者26人が同意した。

県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)によると、9月29日に実施した魚群探知機による資源量調査の結果から推定数は6162万匹とみられ、過去5年間の9月の平均推定数3316万匹の約1.8倍となった。諏訪湖漁協が実施した9月18日の試験捕りの結果は体重が0.9グラム、体長が45.8ミリで9月の過去5年の平均値と比べると小ぶりだが、武居組合長は「ここ数年のワカサギが大きすぎた。今年が本来の大きさだ」とした。

釣りは危険防止のため夜間は自粛を求める。投網漁は現在、月、木、土曜の週3日、1日2時間までとしているが、今後の漁獲量の推移を見ながら対応していく。

釣りについて実質的に規制なしとなり、諏訪湖釣舟組合の中澤滋組合長は「事業者としては大変ありがたい決定。今年は順調に釣れているが、新型コロナウイルスの影響でお客さんは例年の半分以下。今回の決定を感染防止対策とともに広く発信し、多くの釣り人に足を運んでもらえるよう努めたい」と歓迎した。

採卵事業に伴うワカサギの禁漁区は昨年と同様で岸釣り、投網漁ともに流入河川全域と諏訪市の新川―衣之渡川、岡谷市の大川―下諏訪町漕艇場の河口や湖岸から約200メートル沖合を設定した。期間は12月1日から来年5月31日まで。

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