上農高GLコース生徒が開発 上農の香り完成

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完成したルームスプレーを手にする森林資源活用チームの生徒たち

上伊那農業高校(南箕輪村)のコミュニティデザイン科グローカル(GL)コース3年の森林資源活用チームが開発していた「上農の香り」が完成し、11月1日からルームスプレー「ジーエル・ティアモ」を売り出す。校内にある約200種の樹木からコウヤマキとネズコを選んで葉水を抽出。混合比を研究してたどりついた香りで、商品化に関わった生徒たちは「ひと吹きで、いつでもどこでも森になる」とPRする。

2年次の実習「香りで伊那谷をデザインする」を基礎に、課題研究で商品化に取り組んだ。研究・開発には伊那市のミドリナ委員会が協力。アロマグッズの卸販売を手掛けるワイルドツリーの平賀裕子さんらが支援した。5人の生徒たちはマーケティングを行い、仮想の株式会社「カオリハン」をつくり、担務を決めて商品化を進めてきた。

商品名の「ティアモ」はイタリア語で、「愛している」の意。昨夏から机を並べて一緒に学びながら、新型コロナウイルス感染拡大の影響で帰国を余儀なくされたイタリア人留学生を思い、国境を越えて香りを届けられるぐらいのいい商品をつくりたいとの願いを込めた。
 成分的にはリラックス効果が期待される香りで、リーダーの生徒は「コロナで不安な気持ちを抱いている人たちに、このスプレーで少しでも元気になってもらいたい」と話した。

150ミリリットル入り、1本2200円(税込み)。150本の販売を目指す。11月1日はオンラインで行う「森JOY」で生徒らの取り組みが発信され、「上農の香り」は全国のマーケットに乗る予定。地元の購入希望者にはできるだけ生徒たちが直接手渡せるようにしたい―と同校。問い合わせは平日の午前9時~午後5時の時間帯に同校(電話0265・72・5281)へ。

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