2020年10月24日付

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先日、オンライン会議を体験した。パソコンの画面に映し出される複数の参加者との会話。技術的な不具合がなかったこともあってか、顔を突き合わせる一般的な会議と比べても違和感はなかった▼遠隔地で開かれる会議を思えば、参加者が同じ空間に集まって生じる親近感や交流は望めないものの、移動などの手間が省かれ、効率的と感じる。自分の本拠に居ながらにして参加できるため、不慣れな場所や雰囲気にのまれて肝心の会議は上の空だったなんてことが少なくなるメリットもありそうだ▼もっとも、会議には全国各地から参加していて、一つの画面上に姿がある目の前の参加者たちは今、北海道や九州にいるんだと不思議な感覚に陥りもした。いずれにしても新型コロナウイルス感染拡大がなければ、おそらく経験していなかった。でもコロナ禍の中でなくても、自然災害などの際にも有効な手段ではないだろうか▼「SDGs」(エスディージーズ)という言葉を耳にするようになった。「持続可能な開発目標」を意味するという。本紙では、企業や団体のSDGsに関わる取り組みを特集で連載している。環境への影響に配慮した事業活動や働きがいのある職場づくりなどだ▼きのうまでの当たり前が、きょうもある保証はない昨今。現に世界はウイルスで一変した。どんな事態になっても持続していける社会、組織、暮らしとは。模索は続く。

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