累計乗客数1200万人 駒ケ岳ロープウェイ

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中央アルプス駒ケ岳ロープウェイの累計乗客数1200万人達成を祝ったセレモニー

中央アルプス駒ケ岳ロープウェイの累計乗客数が24日、1967年7月の運行開始以降、半世紀余で1200万人を突破した。国内で最も標高の高い場所に位置する駅「千畳敷駅」(2612メートル)そばで記念セレモニーを行い、関係者や登山客らが大台達成を祝った。

同ロープウェイは、中央アルプス観光(駒ケ根市)が運行。麓側のしらび平駅から山頂側の千畳敷駅までの高低差950メートルを7分30秒で結ぶ、日本初の山岳ロープウエー。2010年10月には、累計乗客1000万人を達成した。ここ10年は、団体客の減少などによりペースダウンし、年間平均乗客数は約20万人となっている。

通算1200万人目は埼玉県から来た家族で、「びっくり」と幸運を喜んだ。みぞれが降る中でのセレモニーとなったものの、同社の森部浩昌社長から年間パスポートなどの記念品を受け取り、笑顔を浮かべていた。

同ロープウェイの今年度の運行状況は、今年3月に中アが国定公園に指定され、乗客増に期待がかかったものの、支柱部材の変形により6月上旬まで運休。コロナ禍の影響も大きかったが、紅葉シーズンに入り例年の6割ほどまで持ち直してきているという。

森部社長は、1200万人到達につながった登山客や地元住民らに謝意を示し、「四季折々の表情を見せる駒ケ岳を、さらに多くの人に楽しんでもらいたい」と期待。駒ケ岳登山は初めてという神奈川県の会社員、當山善己さん(58)は「(累計乗客数は)日本人口の10分の1の規模で、すごい」と驚きの表情。「ゴンドラからの眺めは、高低差がすごくて最高でした」と話していた。

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