敬老会の代替に亀のわら細工 飯島町七久保区

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記念品のわら細工を竹内栄一館長(左)らから受け取る七久保区の高齢者の皆さん

飯島町七久保公民館は、新型コロナウイルス感染防止のため中止にした七久保区敬老会の代替として、75歳以上の高齢者がいる区内380戸全世帯に町の特産であるわら細工の記念品を贈った。町内でわら細工を手掛ける未来いいじまに発注した。長寿の象徴である亀をかたどった特注品で、受け取ったお年寄りたちは「コロナのこのようなご時世に本当にありがたい。元気が湧く」と喜んでいる。

わら細工は五つの候補の中から、公民館社会部の役員が選定した。茎が太くて丈も長く倒伏しなかった稲わらを使い、職人が一つひとつを手作り。「足腰丈夫で長生きを」と願いを込めた。

記念品を手にした鎌倉実さん(78)=南街道=は「毎年招待されて敬老会を楽しみにしてきた。コロナ禍の今年は仕方がないが、こんなに素晴らしい品を贈ってもらってうれしい」と笑顔。宮下康男さん(82)=北村=は「今まで若いような気がして敬老会に出席することがなかったが、いいものを頂いて早速神棚に飾る」と喜んだ。

同区の敬老会は毎年宴席を設けて、にぎやかに高齢者の長寿を祝ってきた。公民館の竹内栄一館長は「ただ中止にするのはあまりにも寂しいと記念品を企画した。若いころから苦労して地域の基礎を作ってくれたのが高齢者の皆さん。ますます健康長寿で充実した人生を送ってほしい」と話した。

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