災害ボラセン立ち上げへ初訓練 駒ケ根市社協

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ボランティアに注意役を伝えるスタッフ役の参加者(左)

駒ケ根市社会福祉協議会は26日、大規模災害時にボランティアなどを受け入れる「災害ボランティアセンター」を立ち上げる初めての訓練を市ふれあいセンターで開いた。市社協のほか、市ボランティア連絡協議会や市などから計約60人が参加。受け付けから派遣調整、送り出しなどについて、手順や注意点を確認しながら理解を深めた。

東北信地方に大被害をもたらした昨年の台風19号で、市社協は現地のボランティアセンター運営に延べ約70人を派遣。この経験を生かし災害時に備える目的で企画した。

大型の台風により市内で河川氾濫に伴う甚大な被害が発生し、市対策本部の指示で災害ボランティアセンターを設置。500人規模のボランティアが集まる見込み―との想定で実施。四つの班に分かれ、ボランティア受け入れとボランティアのほか、災害用資機材や炊き出しなども体験した。

ボランティアの受け入れでは、窓口で派遣の適性判断や保険の加入、依頼内容との調整、資材貸し出し、送り出しなどを一連の作業とともに体験。「床上浸水した住宅の泥の撤去」との依頼に対し、派遣するボランティアに「依頼者とよく話をして、思いやりを持ち、安全第一で作業して」「災害ごみと思っても本人にとっては大切な品ということがある。よく確認を」などと声を掛けて送り出した。

参加者は「依頼に対し、どのような人が最適か、能力も含めて見極めることが大切。混乱の中で迅速に正しく判断できるよう、訓練を重ねて慣れていく必要があると感じた」と話していた。

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