保育所プラン 小学校区ごとに懇談会 諏訪市

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諏訪市は、公立保育園の適正な規模や配置、民営化の基本方針をまとめた「ひろがる笑顔ゆめ保育所プラン(保育所笑顔プラン)」の地区懇談会を、11月9日から同20日まで全7回の日程で開く。少子化や生産年齢人口の減少、多様化する保育ニーズへの対応が求められる中、保育・幼児教育環境の“最適化”に向けて、市民と小学校区単位の議論をスタートさせる考え。

市は今年3月、保育所笑顔プランと保育所民営化ガイドラインを策定した。地区懇談会では統廃合や民営化の対象を示したり、決めたりすることはなく、子育て環境や保育園を取り巻く現状とプランの内容を説明し、子育てに関わる課題や地域の実情を共有して論議を深める意向だ。

市によると、同市の公立保育園は13園。2019年の園児数は1156人で00年に比べて208人減った。一方、共働きの増加などから3歳未満児が56人から234人に増加している。未満児は保育士を手厚く配置する基準があるため、人手の確保が課題になっているという。施設の老朽化も進んでいる。

プランは、子どもの育ちを保障する「適正規模」、子育て文化を育む「適正配置」、子育てを支援する「民間活力活用」の3本柱。活動に必要な集団の規模を「おおむね30人以上」とし、学びの連続性を考慮して子どもの生活圏は「小学校区」単位とした。

保育適正化の時期は未定で、保護者や地域と意見交換をしながら、調整が整った圏域から着手する。複数の園が統合する場合は、送迎スペースの確保や送迎が困難な家庭への配慮を検討する。民営化は「保育最適化推進の有効手段」とし、検討に向けては保護者らと委員会を設置するなどとした。

市は26日、保育所専門委員会(伊藤武委員長)を市役所で開き、地区懇談会の内容を説明。委員からは「統廃合に対する質問にどう答えるのか」「民営化のメリット、デメリットを示して」「子育てを真剣に考える機会にしてほしい」「これから入園を考える人にも案内を」といった要望が出た。

日程と会場は次の通り(かっこ内は地区内にある保育園。時間は各日午後6時30分から。最終日は午後1時30分にも開く)。

▽9日=湖南公民館(こなみ保育園)▽13日=豊田公民館(豊田・文出保育園)▽16日=中洲公民館(中洲・きみいち保育園)▽17日=文化センター(城南・渋崎保育園、すわせいぼ幼稚園、きらり諏訪赤十字病院園、ひなどり保育園など)▽19日=四賀公民館(四賀・神戸・赤沼・聖ヨゼフ保育園)▽20日午後1時30分=市役所(全地域)▽20日午後6時30分=市役所(城北・片羽・角間川保育園、福祉大実習室など)

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