縄文総選挙 伊那市創造館から2点”出馬”

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総選挙にエントリーしている「顔面付釣手形土器」。伊那市創造館に展示されている

縄文時代の遺物の頂点をウェブ上の投票で決める「縄文ドキドキ総選挙2020」が、31日まで行われている。上伊那、諏訪地方からは土器や石器、土偶の5点がエントリー。伊那市創造館の所蔵品からは、ともに国重要文化財の「顔面付釣手形土器」と、神子柴遺跡(南箕輪村)から出土した「大型尖頭器」がノミネートされている。同館は「地元の票が割れて苦戦。清き一票を」と応援を呼び掛けている。

縄文時代の遺物の愛好者でつくる「縄文ドキドキ会」が主催。「土偶の日」(10月9日)にちなみ、縄文文化に親しんでもらおうと企画した。全国各地の遺物30点が出場している。

「顔面付釣手形土器」は同市富県の御殿場遺跡から、ほぼ完全な状態で出土。ひもを通してつるす部分(釣手)がある土器で、顔面付きは珍しく、同館のマスコットキャラクター「つくルン」のモデルにもなっている。

「大型尖頭器」は大型の石槍の刀身部分で、縦25センチ、横5センチほどの大きさ。下呂石で作られ、薄さからも高い技術をうかがい知ることができるという。

諏訪地方からは、茅野市尖石縄文考古館が所蔵する国宝土偶の「縄文のビーナス」がエントリーし、中間発表では上位に入っている。

伊那市創造館の捧剛太館長(61)は自身のフェイスブック(FB)を使って応援を求めながら、「イベントなのでノミネートされたことが名誉。総選挙をきっかけにして、実物を見に来てもらえたら」と期待している。

投票期間は31日午後9時まで。FBかグーグルのアカウントから1日1票投票できる。結果は11月4日に発表する。投票は「縄文ドキドキ総選挙」ウェブサイトへ。

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