信大生コラボ「そばご膳」 もみじ祭りで提供

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完成したそばご膳を試食し、山根さん(右から2人目)に出来栄えを伝える信大生たち

伊那市高遠町の一般社団法人・環屋は、31日~11月8日に行われる「高遠城址もみじ祭り」期間の土日、信州大学農学部(南箕輪村)の学生らが監修したコラボ料理を環屋で提供する。学生が大学の研究で扱う伝統野菜を使った大根下ろし、地元産の野菜を具材にしたかき揚げなどを新そばに添えた「そばご膳」。信大生らしさを取り入れたメニューが完成した。

トウガラシやソバなどを研究対象とし、農学部文化祭に毎年手打ちそばの屋台を出す伝統がある「植物遺伝育種学研究室」の学生有志で、大学3年~大学院修士課程2年の19人が参加。3月まで信大の社会人プログラムで学び、同研究室とも縁があるそば店「壱刻」(高遠町)の山根健司店主(55)の橋渡しで、環屋とのコラボが実現した。

メニューは高遠産のそば粉「信濃一号」で打つ盛りそばと高遠そば。そば単品のほかに、そば粉かき揚げやモミジ形の芋ようかんが付くご膳を用意。大根のしぼり汁と焼みそ、ネギを入れた「辛つゆ」で味わう高遠そばの昔からの食べ方に着目し、高遠町で古くから食べられていたとされるトウガラシと青首大根を混ぜた「紅葉おろし」、独特の辛味を持つ下伊那郡下條村の伝統野菜・親田辛味大根の下ろしの二つの薬味も作った。

「トウガラシ入りのかき揚げなど珍しい料理ばかり。どんな味なのか、わくわくしながら食べて」と農学部4年の山口萌絵さん(22)。学生にそば打ちを指導した山根さんは29日、完成したご膳を前に「教えた通りにできている。どんどんうまくなっているね」と上達ぶりを喜んだ。

1日50食。午前11時~午後3時(なくなり次第修了)。

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