社員食堂で子ども食堂 すまいると太陽工業

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社員(左)から部品の説明を聞く親子

子どもの心のよりどころとなる居場所「みんなのお家(うち)すまいる」(諏訪市)と太陽工業(同)は3日、茅野市金沢の同社テクノロジーセンター「輝(てる)」の社員食堂で「子ども食堂」を開いた。諏訪地域の園児・小学生親子ら約80人と社員9人が参加。広々とした食堂でカレーライスなどを一緒に味わったほか、部品・工場見学など企業ならではの企画もあり、諏訪の基幹産業でもある製造業やものづくりへの関心を深めた。

「すまいる」は、諏訪市四賀の拠点で定期的に子ども食堂を開いているが、3密対策には苦慮。同じ四賀地区にあり、SDGs(持続可能な開発目標)推進企業として地域の課題に向き合う同社とつながり、協働による子ども食堂が実現した。

厨房を備え、約60人分の座席がある社員食堂。参加者は食事の前に、社員の案内で建物2階にある部品の展示コーナーへ。小さな子たちも金型部品に興味津々で、母親の一人は、携帯音楽プレーヤーの元祖「ウォークマン」にも同社の部品が使われていたと知り「諏訪の技術ってやっぱりすごい」と感激していた。

募集開始後すぐに定員に達する人気ぶり。検温や手指消毒など感染症対策を徹底しながら運営し、会場ではアイシングクッキー作り、中高生グループ「チームすまいる」が企画した遊びやゲームも行われた。

「協働によって社員の方々や初参加の親子が加わり、新しい出会いやつながりが生まれた」と、「すまいる」の渡辺裕子代表。同社経営企画部の林道明さんは「子どもの笑顔や歓声が何よりうれしかった。労働力人口の減少が予想される中、製造業やものづくりへ関心を持つきっかけになればうれしい」と話した。

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